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街づくり・社会インフラ
鉄道変電所の省エネに貢献
電気鉄道用自励式電力回生インバータ
概要・メリット
回生電力を有効活用して、鉄道施設内の各機器・設備へ電力を供給
設置場所を選ばないコンパクト設計
車両のブレーキュシューの摩耗軽減
幅広い架線電圧変動範囲
(60%~120%)自立運転モードに設定より、非常時給電から商用電源供給が可能
特長
コンパクト設計により必要容量まで並列運転、高圧系統に接続が可能
電力回生インバータの出力は3相AC210Vと低圧だが昇圧変圧器を設置することにより高圧配電系統への電力供給が可能
定格容量は
1面当たり200kW
2面以上連結して並列運転が可能入力定格電圧DC1500Vの他、DC600V、DC750Vも製作可能
自社製大容量IGBTモジュールを採用
単独運転防止機能付
導入例
長野電鉄 某変電所向け
電力回生インバータによる2%省エネ
課題
長野電鉄様では鉄道の運行において長野駅~須坂駅にかけての回生失効対策を検討されており、過去に導入した抵抗式電力回生装置は回生失効対策として有効であるものの、省エネ推奨の社会風潮から省エネに寄与する装置を模索していた。
富士電機の取り組み
そこで富士電機は電力回生インバータを提案し、2面(400kW)導入した。変電所は比較的設置スペースが限られていたが、コンパクトな設計により、難なく設置した。車両から得た回生電力は沿線の駅舎照明および空調、踏切、信号設備の電力などに活用する事で、変電所単独の省エネ効果は導入前比で年間2%以上を削減した。(当社にて算出)
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