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系統蓄電システム用パワーコンディショナ
【新製品】
概要・メリット
調整力として期待される系統蓄電システム
カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー主電源化に伴う需給バランスの調整、周波数の維持・安定化に「調整力」として、系統蓄電システムは重要な役割を果す。
特長1
電力系統の安定化を実現する大容量の蓄電池用PCS
ワールドワイドの蓄電池に対応
DC1,500Vに対応し、世界的に高電圧化が進む蓄電池パッケージに適応できます。
トップクラスのコンパクト性
主回路をユニット化構造にすることで、装置を小型化、世界最小クラスの設置面積(3.89m2)を実現。
【特許取得済】塩害対応
沿岸部の遊休地など、設置場所の制限を最小限に抑え、高効率で安定した運用を実現
特長2
100MW級クラスの大型蓄電システムの構築・導入をトータルにサポート
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主要設備の自社供給
高圧・特別高圧連系設備
大容量の蓄電池PCS
制御装置 -
大規模蓄電システムの構築を効率化
屋外設置DC1500V対応の大容量
PCSで、高電圧・高密度蓄電池
パッケージとの接続を実現 -
高信頼性の制御機能
高速分散制御
蓄電池保護機能
需給調整市場、卸電力市場に対応
導入例1
世界最大級の電力系統用大型蓄電システムに参画
富士電機の取り組み
北海道は再エネ発電の導入を進めていますが、再エネ比率が高まるほど、より精度の高い電力の需給調整が求められます。2015年、再エネのさらなる拡大を見据え、北海道電力㈱および住友電気工業㈱が共同で推進する系統安定化実証事業に、当社も参画。
世界最大級の蓄電容量(60MWh)の蓄電システムを構成する、コントローラ(盤)、PCS65台を納入し、系統周波数検出からPCS出力の応答まで100ms以内を実現、北海道における電力の調整力として活躍しています。
導入例2
国内最大級の蓄電池併設型メガソーラーで太陽光発電出力の平滑化を実現
富士電機の取り組み
蓄電池の充放電により太陽光発電出力の変動を吸収する出力変動緩和制御により 連系点電力の変化率が1%以下/分*を実現
この安定化用ソフトウェアは当社の独自技術により蓄電池の設備容量を最小化することが可能であり、事前にシミュレーションを行うことで十分な性能が得られることを検証した上で納入している。*北海道電力殿「太陽光発電設備の出力変動緩和の技術要件」
導入例3
離島マイクログリッドシステム
再生可能エネルギーの出⼒安定化を図り、離島におけるエネルギーの有効活用に貢献
富士電機の取り組み
離島は独立した小規模系統で、ディーゼル発電が主力電源であるため、燃料の輸送費がかかり発電コストが高く、環境負荷も高い。マイクログリッドシステムでは、太陽光発電などの燃料が不要な再エネを導入し、燃料の焚き減らしによるコストダウンと環境負荷を低減すると同時に、蓄電制御システムを導入し、ピークシフトによる需給調整機能、周波数制御機能(ガバナフリー制御など)を実装することで需給バランス、電力品質確保を行っている。