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プラント監視制御システム
概要
安定操業・省保守化・脱炭素支援の実現
お客様の様々な課題解決に向け、分野・設備を横断的に捉え、脱炭素社会を実現する最適なシステムソリューションをご提案致します。
最新のパワエレ・計測技術、IoT、AI、ビッグデータ高度解析技術等、革新的
技術を駆使したコンポーネントで
システムを構築し、お客様の安定操業・省保守化を実現します。
特長1
オープンかつセキュアなDXソリューション環境の実現
富士電機の監視制御システムは、大規模・中小規模、中央監視・現場作業、様々な監視形態に柔軟に対応可能。
各システムを連携し、一元管理されたデータによりお客様毎に最適なDXソリューションをご提案します。
- 上位システムや他社システムとの連携を容易に実現し、あらゆるシステムのデータを一括管理。
- プラントの操業を支援するDXソリューションパッケージにより一元管理したデータを活用しプラントの安定操業、品質向上に貢献。
- 国際標準規格OPC-UAに標準対応し、セキュアにOT(現場)からIT(管理)までを接続可能。
特長3
高効率エンジニアリングツール「HEART」
「HEART」は、仕様書から制御プログラムを自動生成することができるエンジニアリングツールです。
エンジニアリングのリードタイム短縮と品質向上を実現し、DXの加速を支援します。
[特長1] 仕様書から制御プログラムの自動生成により、プログラム漏れやインプットミスなど人的ミスを排除します。
[特長2] 仕様書上でコントローラの実行状態のモニターやデータ設定が可能です。
オペレータステーションから呼び出すこともできます。
[特長3] 仕様書の変更箇所を自動でマーキングし、可視化することができます。
[特長4] 仕様書上で信号のリファレンスがとれ、同一信号の使用箇所にジャンプが可能です。
導入例1
国内製鉄プラント
最小限の構成でパフォーマンスを最大化
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顧客課題
- ①人手不足による省人化操業の実現
- ②問題発生の迅速対応
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富士電機の取り組み
タブレットによる現場での監視操作
◆導入効果
①現場作業効率化
- 生産状況を確認しながら現場作業を実施
- 中央操作室へのプラント状況の確認が不要
- タブレット携帯による現場での機器操作と動作確認
②問題発生時の迅速な対応
- タブレット携帯による現場でのアラーム監視
- 問題発生にタブレットにマニュアルを表示し現場作業を円滑に実施
導入例2
国内ごみ焼却施設
ビッグデータの活用、操業支援
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課題
- ①各施設のデータの活用
- ②本社からの現場状況確認、
操業支援
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富士電機の取り組み
◆導入効果
①ビッグデータのインターフェース
- 各施設のアラーム、トレンド、帳票データの送信
- リアルタイムにOPCサーバ経由でデータを顧客本社へ送信
②問題発生時の即時対応
ダウンタイム効果(一例)
現地タービントリップ
原因調査:2,300千円内訳
現地往復・宿泊費用
(1往復、5泊):150千円
現地データ調査
(10日):1,000千円
人数:2人
導入例3
コンパウンド製造工場
DCS適用によるDX化の実現
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顧客課題
- ①操業データのデジタル化の遅れ
- ②熟練労働者の減少
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富士電機の取り組み
DCSの導入による自動制御の実施、操業データの一括管理
◆導入効果
①操業データのデジタル化
- 運転データの見える化、全体の把握
- 操業の改善
②自動制御による操業の効率化
- 少ない人員でのプラント操業の実現
- 管理・改善業務への人員シフト
導入例4
ボイラ燃焼ソリューション
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顧客課題
- ①高騰が続く燃料費の削減
- ②最小限の設備投資
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導入効果
①燃焼効率化による燃料費の削減
独自の燃焼計算で、熱効率が最も高い「超希薄空気燃焼領域」での自動制御を実現。
燃料費の最大1%削減に貢献。削減効果の例
11t/h重油焚きボイラ
⇒約▲4.8百万円/年
90t/h石炭焚きボイラ
⇒約▲15百万円/年
405t/h重油焚きボイラ
⇒約▲130百万円/年②スムーズな導入
既設の他社製ボイラ制御装置の場合でも、外付けコントローラにボイラ燃焼ソリューションを搭載して実現。
今後の展望
富士電機が目指すプラント監視制御システム
特長
設備ライフサイクル全体の最適化を実現する
「クラウド型各種アプリケーションサービス」を提供します。- 高度操業支援サービス
- エネルギー最適化サービス
- 保全最適化サービス
IoT・AI技術を活用したソリューションによりプラント運営の運転員、保守員の負荷軽減を実現します。
⇒業務フローやプラント実務データを見える化
⇒蓄積したデータ解析
⇒プラント操業や業務の最適化